週刊介護マガジン

終わりが見えない介護。心構えは大丈夫?

福祉用品は購入よりレンタルがお得。レンタルがお得な3つの理由。

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福祉用品のレンタルとは

福祉用品(福祉用具)とは自宅で介護を行う場合の必需品となり得る道具です。

 

例えば高齢に伴い足腰が不安定になると布団から立ち上がるのにも一苦労。

 

そんな時にベッドがあれば座る動作と立ち上がる動作がなくなり、ベッド動作が安楽に行えます。

 

介護する側にもメリットがあり、布団の上でオムツ交換をすると中腰姿勢で介護者も腰を痛めますが、ベッドであれば高さを変更できるので、腰にも負担がかかりません。

 

そんな福祉用品があれば本人も家族も負担なく生活を送れるのですが、問題は値段!

 

決して安いものではなく、数万円~数十万円の品ばかりで生活に必要な物を全て購入するにはかなり大きな金額を支払う必要があるでしょう。

 

そんな中、公的介護保険を使えば、福祉用品を安価でレンタルすることができます。

 

介護保険では【福祉用具貸与】と呼ばれています。

 

シニアのあんしん相談室

 

福祉用品レンタルのメリット

  • 必要な物品にもよりますが、多くの物はひと月に100~1000円でレンタルができます。
  • 状態が変わったときは違う福祉用具に交換できる。使わなくなった時に在庫とならない。
  • 半年に1回程度はメンテナンスがあり、破損があればすぐに交換してくれる。

 

 

福祉用品レンタルのデメリット

  • 金額が安く設定してあるが、介護認定の限度額内で調整するためレンタル品が多すぎると他のサービス(デイサービス)などの利用回数に影響が出る。
  • 特養入所中などは福祉用品のレンタルができない。外泊などの一時帰宅では福祉用品がないため介護が大変である。

 

 

福祉用品の種類と金額

介護度に応じてレンタルできる用品が違います。

又、福祉用品のレンタル業者により金額も違いますが、大きな差額はないのでザックリ解説します。

 

要介護1および要支援1・2の人が保険給付となる用品

・手すり(工事を伴わないもの)

 300~400円

・スロープ(工事を伴わないもの)

 500~2000円でサイズが長いほど金額も高い

・歩行器

 300~500円

・歩行補助つえ

 100~300円

 

※【工事を伴わないもの】がレンタルであり、工事を伴うものが住宅改修です。

 住宅改修については次の次の回に解説します。

 

要介護2以上の人が保険給付となる用品

・上記のものの他、下記のもの

・車いす

 300~600円

・車いす付属品

 300~500円

・特殊寝台(ベッドのことです)

 600~800円

・特殊寝台付属品  

 50~200円

・床ずれ防止用具  

 600~800円

・体位変換器  

 200~400円

・認知症老人徘徊感知機器  

 600~800円

・移動用リフト(つり具を除く)

 1200~1800円

・自動排泄処理装置(要介護4~5のみ)

 500~800円

 

※つり具は【特定福祉用具販売】での購入であり次回解説します。

 

 

以上の13項目が介護保険の中で決められているレンタル用品となります。

 

 

人気のレンタル用品

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特殊寝台と特殊寝台付属品

特殊寝台(ベッド)と一緒に特殊寝台付属品(マットレスと手すり)を借りるケースが多い。

高さ調節も出来るし、ベッド自体が大きいので使わなくなった後の処分を考えるとレンタルのニーズが高い。

 

車いす

シンプルタイプ~リクライニング(寝るタイプ)まであり、状態の変化に応じて変更できます。

 

手すり

基本は住宅改修(次の次の回に解説)を勧めますが、どうしても住宅改修できない場所にはレンタルします。手すりを取り付けれる壁がない空間などです。

 

軽度者への例外給付

例えば要支援で車いすや特殊寝台を借りたいという相談があります。

 

ケアマネジャーが必要と判断したら市町村に書類提出→市町村が許可すればレンタル可能ですが、基本無理です。

 

ケアマネジャーは市町村に目を付けられることはしたくないですし、本当に必要な状態であれば認定の見直しを行うでしょう。

 

 

レンタルまでの流れ

他のサービスを利用するときと一緒で、ケアプランに載せて担当者会議を行ってレンタルをする流れです。

 

時々、福祉用品のレンタル業者に直接レンタル依頼されることがありますが、介護保険を使うのでケアマネージャーを仲介しないとレンタルは出来ませんのご注意を。

 

 

購入ではなくレンタルを推進する訳

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レンタルと購入を金額の面で比べてみます。

 

定価8万円の車いすを購入すると80,000円の費用がかかります。

 

同じ商品を500円でレンタルすると160ヶ月(約13年)使わないと元が取れません。

 

13年あれば車いすが壊れているだろうし、利用者さんも色々な変化でその車椅子が使えれる状態でないかもしれませんよね。

 

勿論、インターネットで安価も物もありますが、不要となったときの処分とメンテナンスを考えると、どうでしょうね?

 

勿論、自分専用の物を欲しい人や特殊な車椅子などへのこだわりがある人は、購入した方が良いでしょう。

 

 

まとめ

今回の解説でレンタルを強く推奨していますが、ケアマネジャーに紹介料が入るわけではありません。

 

相談を受ける中で「知らなかった、ホームセンターで買ってしまった!」などの声をよく耳にする事と、身体介護(抱えるなど)が必要な介護者には福祉用品は無くてはならい存在です。

 

今回の解説が現在介護している方及び将来的に必要と思われる方に少しでも役立てれば幸いであり、ブクマやRTして頂けたら幸い中の幸いです。

 

以上が福祉用品レンタルのまとめとなります。

 

かいごDB(デービー)

 

介護は終わりが見えません。大事なことは一人で抱え込まない事!

 

次回は特定福祉用具販売について解説を行います。

自宅で身体介護を行っている方には有益な情報です。

 

次回をお楽しみに(*^▽^*)

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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