週刊介護マガジン

終わりが見えない介護。心構えは大丈夫?

住宅型有料老人ホームとは?リアルな話を知れば選び方も分かる。

有料老人ホームといえば「お金持ちが入る施設」「入居金数千万円」などのイメージが強いのですが、最近は入居金不要の施設もでてきてます。

 

そんな有料老人ホームの中でも「住宅型有料老人ホーム」と「介護付き有料老人ホーム」が一般的に有名であり、今回は住宅型有料老人ホームについて解説します。

 

又、「サービス付き高齢者向け住宅」と区別がつきにくいのですが、話がややこしくなるので、こちらも後日解説します。

 

住宅型有料老人ホームとは?

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住宅型有料老人ホームとは食事・洗濯・清掃などの生活支援サービスが付いた高齢者向けの居住施設です。

 

介護が必要になったら、自己の選択により訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを受けながらホームで生活が続けることができます。

 

 

もう少し具体的にいうと

マンションを借りて住み、マンションの従業員の方が、食事・洗濯・清掃などの生活支援を行ってくれる。

自分でお風呂に入れない、トイレに行けないなど介護が必要になれば、デイサービスや訪問介護などの外部の介護保険サービスを使い、生活を送るというイメージです。

 

 

外部のサービスとは?

おおむね、同じ建物の中か敷地外に系列会社のデイサービスか訪問介護の事業所が併設されていますので、それらのサービスを使うことが多いでしょう。

 

もちろん、全く違う場所や違う会社の訪問リハビリなどを使うことも可能です。

 

 

住宅型有料老人ホームの具体的な生活例

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Aさん 要介護1 

困り事:元気だけどお風呂に一人で入れない。引き籠りがち。

  • 住宅型有料老人ホームに入所し、月・水・金曜日はデイサービスを週3回利用する。  
  • 火・木・土・日曜日は居室で過ごすなり、出掛けたりして自由に過ごす。
  • 食事作りなどの生活支援サービスは住宅型有料老人ホームのスタッフが行う。

こんな感じの生活を送れます。

 

食事付きのマンションを借りるみたいでしょ?

 

その代わり、部屋で転んでも自己責任になりますね。

 

これだけ聞いたら、比較的元気で自分のことはある程度出来る人でないと生活が難しいように思えますね。

 

 

出来なくなったらどうするの?

いくら外部のサービスを使うとしても、限界があります。

 

要介護5ともなったら、デイサービスや訪問介護・福祉用具のレンタルなど、多岐に渡る介護サービスが必要になるでしょう。

 

しかもすぐに自分の介護保険の限度額いっぱいになり、生活が成り立たなくなります。

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ここで施設の経営方針が分かれます。

  1. 介護保険で賄っても生活ができなくなるようであれば退所OR有料で別料金の発生。
  2. 本人のサービスの選択性はない代わりに、介護保険は同系列会社のデイサービスや訪問介護などに使わされる。その代わりに、困ったときは住宅型有料老人ホームのスタッフがサービスで介護を行う。

 

 

これってどこかで・・・??

上記②は宅老所の考えと似ています。

こちらを ↓ ↓ 参照

www.koujikunma.com

 

しかし住宅型有料老人ホームは住居施設であり、福祉用具レンタルもOKです。

 

個室スペース(個室13㎡以上)が確保されています。

 

私的に宅老所よりは住宅型有料老人ホームがお勧めですね。

 

 

病院受診は?

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施設によっては協力医療機関の往診というやり方も設定しているので、医師にこだわりがなければ往診を選んだ方が楽ですね。

 

もちろん自宅に住んでいた頃からお世話になっている医療機関の継続も可能です。

 

 

住宅型有料老人ホームの値段は?

入居一時金:0~数千万円。

月額費用 :施設により異なるが、平均15万円 + 介護保険料(デイサービスなど)

 

限度額負担証は使えません。

  ↓ ↓

www.koujikunma.com

 

 

ケアマネジャーは?

元気に入所した頃は必要ないでしょうが、上記で述べた通り介護が必要な状態になれば介護保険サービスを調整してくれるケアマネージャーが必要です。

 

住宅型有料老人ホームは施設のようで施設でないので、担当するケアマネージャーは在宅を担当する居宅介護支援事業所です。

こちらを ↓ ↓ 参照

www.koujikunma.com

 

同系列に居宅介護支援事業所があればそちらに担当依頼するのも良し。

自宅に住んでいる時からお世話になっている担当ケアマネがいればそのまま継続でも良し。

だけど今の世の中、ケアマネ不足ですので担当を選んでいる余裕はないかも?

 

念のため選定の優先順位

  1. 自宅からお世話になっているケアマネ。
  2. 住宅型有料老人ホームから近い場所に事業所があるケアマネ。
  3. 最後の手段!担当になってくれれば誰でも良い!

 

 

住宅型有料老人ホームにはすぐに入所できる?

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価格や地域差があるが、待機状態は多いです(特養ほどはありません)。

 

施設の経営方針によりますが、住宅型有料老人ホームと同系列のデイサービスや訪問介護などを利用しながらを待っていた方が入所優先順位が高くなる傾向です。

 

 

どういう住宅型有料老人ホームが良い?

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「介護保険を使う以外の時間に生活支援サービスをどこまで行ってくれるか」が重要です。

理由として、いくら元気に入所しても年齢を重ねるごとに必ず介護が必要な状態になります。

介護度が重くなればなるほど、自分が使える限度額だけでは足りなくなります。

 

もう少し分かりやすく説明すると、

毎日デイサービスを使えば昼間の時間は安心できるが、夜の時間のオムツ交換はどうするの?これ以上介護保険を使うお金はないんですけど・・・。

同系列のデイサービスを毎日使ってくれるなら、夜に必要な介護は全て手伝います。

こんな住宅型有料老人ホームであれば生活する上で困らないでしょう。

 

しかし、「自己の選択」という住宅型有料老人ホームのメリットが消えてしまいますが、現実的に生活が成り立たないので仕方ないですね。

 

これが認められない施設であれば、特養などに引っ越しするしかありません。

 

 

まとめ

住宅型有料老人ホームは使い方や本人の元気さによっては、居心地が良いスペースです。

値段が少し高めで、国民年金だけの方には少し高いかもしれませんが、宅老所に入るよりよっぽど生活しやすいですよ。

 

値段が高いほど十分な介護を受けれるとも言い切れません。

 

1日、1週間、1か月という単位で本人さんが如何に困らずに生活を送れるかが大事だと考えます。

 

今回の解説が現在施設を探している人や将来検討しなければいけない人の参考になればよいと考えます。

 

以上が住宅型有料老人ホームのまとめとなります。

 

シニアのあんしん相談室

 

介護は終わりが見えません。大事なことは一人で抱え込まない事!

 

次回は介護付き有料老人ホームについて解説を行います。 

次回をお楽しみに(*^▽^*)

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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