週刊介護マガジン

終わりが見えない介護。心構えは大丈夫?

介護向けの住宅へリフォーム改修。介護保険で最大9割の支給。

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介護保険の住宅改修とは?

高齢になると足が上がりにくくなるなど体が上手く動かないことが原因で、今までの住環境では生活し辛くなることがあります。

 

特に昔の住宅は段差も多く、今考えれば高齢者向けの住宅ではなかったのかもしれません。

土間の段差が50cmとか普通にありますからね。

 

住宅の全てを介護保険でリフォームすることはできせんが、20万円の範囲内であれば本人支払額が1割負担の方で最大2万円でリフォームが可能です。

 

これを介護保険では【住宅改修】と言います。

 

住宅改修と福祉用具レンタルの違い

レンタル品の解説は ↓ ↓ を参照

www.koujikunma.com

 

手すりを例に上げると

住宅改修では壁などに釘を刺して取り付けるのに対して、レンタルでは置くタイプの手すりを設置することになります。

 

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住宅改修では壁に直接張り付ける

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レンタル品は固定ではなく【置く】だけ

住宅改修のメリット①

直接取り付けなので、場所を取らない。最小スペースで済む。

レンタルはおおがかりな物を設置するので、設置スペースによっては生活動線まで狭くなる。

 

住宅改修のメリット②

住宅改修では一度取り付け料を支払えば、その後の費用発生はない。

レンタルでは借りている限り、料金は永遠に発生する。

 

手すり一つであれば10,000円(本人の支払いは1割なので1,000円)程度で取り付けできます。

レンタルでは300円程度の負担となるので、約3か月で元が取れますという話です。

 

住宅改修のデメリット①

介護保険を使うため審査会の認定が下りるのに時間がかかる。

私はお客さんに約2週間で審査結果が分かることを伝えます。

緊急で必要であれば、介護保険は通さずに実費で設置することを勧めます。

 

住宅改修のデメリット②

取り付けたら外せません。

外してもいいけど跡が残ります。

特にコンクリートで固めたスロープなどは、取り外し不可でしょうね。

 

 

介護保険でできる住宅改修の例

  •  廊下や階段、浴室やトイレなどへの「手すりの設置」
  • 「段差解消」のためのスロープの設置など
  • 滑り止めなどのための「床または通路面の材料の変更」
  • 引き戸などへの「扉の取り替え」
  • 洋式便器などへの「便器の取り替え」
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住宅改修利用の手順

  1. 担当のケアマネジャーに相談。担当がいなければ地域包括支援センターに相談。
  2. 福祉用品業者と一緒に自宅の下見に行きます。
  3. 書類作成と申請
  4. 審査が通れば着工

 

☆ポイント☆ 審査が通るまでに約2週間かかります。 退院後すぐに必要である場合は、入院中に申請までしておけば退院日に工事が出来てすぐに使えます。

 

 

よくある質問

相談する前に業者に工事してもらったが、これも対象になるのか?

工事前に事前に保険者に申請する必要があります。

 

母は私の家に住んでいますが、住民票は実家のままです。住宅改修は可能か?

できません。住民票がある家が対象です。

 

まとめ

住宅改修はただのリフォームとは違います。

高齢者が住み慣れた家で継続して生活できるように、公費を使って補助受けることです。

 

相談を受けると話がどんどん膨らんできて、「ここにも」「あそこにも」と言われる案件が多いです。

ただし理由を聞くと具体的な要求はなく、「あった方が便利そう」ぐらいな感覚ですね。

それはそれで否定はしませんが、介護保険としては審査が通りません。

 

そういう意味で介護保険の住宅改修は便利な反面で、手間も時間もかかり、自由度がないです。

 

もちろん、国民の保険料を使うのだから、何でもアリはないですよね。

 

結構な制限がある事を理解したうえで住宅改修に話を検討して頂けたら幸いです。

以上が住宅改修のまとめとなります。

 

かいごDB(デービー)

シニアのあんしん相談室

 

介護は終わりが見えません。大事なことは一人で抱え込まない事!

 

次回は訪問入浴について解説を行います。

 

次回をお楽しみに(*^▽^*)

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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