週刊介護マガジン

終わりが見えない介護。心構えは大丈夫?

ショートステイのロング??活用方法とロングの費用を解説。

自宅で介護に限界を感じている方、施設が空くまでの在宅介護は大丈夫ですか?

 

限界を感じているのに、いつ施設に入所できるのかすら分からないのも残酷な話ですよね。

 

そんな時はロングショートステイを使えればピンチを免れることができるかもしれません。

 

今回はロングショートステイの解説を行っていきます。

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“ショート“ステイなのに“ロング“?

『ロングショートステイ』の言葉の意味から不明ですよね?

 

ショートステイは本来、2泊3日など一定期間、施設に宿泊して家族の介護負担の軽減を図るものです。

 

それとは別に今すぐに入所したくても施設に空きがなく、苦肉の策としてショートステイを長期的に連続して使うことを『ロングショートステイ』と呼んでいます。

 

誰が思いついたのか分かりませんが、減算もあるので国が従来から推進しているサービスではないでしょうね。

 

ショートステイは ↓ ↓ こちらで確認。

www.koujikunma.com

 

 

ロングショートステイの利用料金について

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特養併設のショートステイの大部屋利用の1割負担でおおむねこれくらいの料金の目安です。これに食費移住費が加わります。

ショートステイの金額

まずは通常のショートの料金の説明します。

1回あたり(1泊2日あたり)

  1日 1泊2日 区分限度額
介護1 650円 1300円 16765円
介護2 700円 1400円 19705円
介護3 800円 1600円 27048円
介護4 850円 1700円 30938円
介護5 950円 1900円 36217円

1300~1900円で1泊2日できますね。

 

一番右の区分限度額が介護度別に1ヶ月に使ってよい金額で、これを超えた分は10割全て本人が支払うことになります。

 

区分限度額の中でショートもやデイサービスなどをケアマネが調整していきます。

 

 

ロングショートの金額

次にロングショートの計算ですが、分かりやすいように1ヶ月(30日)で計算します。

30日あたり

  30日宿泊 区分限度額
介護1 19500円 16765円
介護2 21000円 19705円
介護3 24000円 27048円
介護4 25500円 30938円
介護5 28500円 36217円

 

30日連続で利用すると要介護2以下であれば区分限度額を超えています。

 

要介護2の場合、1295円超えているので、超えた分は10割支払いで、12950円の自己負担です。

19705(限度額)+12950(自己負担)=32655円

 

要介護2の場合32655円の費用がかかるのに、限度額に収まった要介護3は24000円の費用となりました。

 

実際はもう少し緻密な計算で、もう少し数字が大きくなりますが、この章で伝えたいことは

  • 区分限度額の中で調整し、オーバーした分は10割負担。
  • 要介護3以上でないと、ロングショートは負担額が大きくなる。

 

ちなみに老健(短期入所療養介護)はもっと高いので、要介護5でも悲惨な数字が出ます。

 

シニアのあんしん相談室

 

30日ルールについて

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ショートステイの利用期間は連続して30日までを限度として、それを超えた分に関しては全額自己負担という『30日ルール』があります。

 

2泊3日など単発的にショートを使っている方には無縁な話ですが、入所の待機でロングショートを使っている方には死活問題ですが、しっかり回避方法もあります。

 

方法①  あえて自己負担を発生させる

  30日宿泊 31日目
介護1 19500円 6500円
介護2 21000円 7000円
介護3 24000円 8000円
介護4 25500円 8500円
介護5 28500円 9000円
  1. 31日目を10割負担して連続30日をクリアにする。
  2. また1日目から開始となり、これを延々と繰り返す。

家に帰れないのでロングショートを使っているわけで、一番現実的な方法です。

 

 

方法② 外泊をする。

同じく連続30日をクリアする目的がありますが、少しハードルが高いですね。

丸々1日をショートステイから離れなければいけません。

ということは最低でも2泊3日しなければいけない。

家で生活できないからショートステイ利用している方を、介護ベッドのレンタルもない中で、2泊3日介護するのはなかなかハードルが高いですね。

 

 

利用回数の制限について

利用者に特段の事情がない限りショートステイは認定有効期間の概ね半数を超えて利用することができません。

 

有効期間の見方は ↓ ↓ こちらで確認。 

www.koujikunma.com

 

まあこちらに関しては、ケアマネが必要であると判断してロングショートを使っているのですから、ケアマネが必要な書類を作ってくれますよ。

 

どうやってロングショートステイに入り込む

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とにかくタイミングです。

 

特養の相談員から『ロングを希望されている方はいないですか?』と紹介を求められる時に限って、誰も紹介できない。

家族さんからロングの希望があっても、施設側が空いていない。

こんなこと日常茶飯事です。

 

そこでいくつかアドバイス。

  • ケアマネに毎月のように相談し、ケアマネにアンテナを常に張らせておきましょう。
  • 月に1回でも良いのでショートを利用していれば、家族とも顔が見える関係が作れ、声がかかりやすい。

 

まとめ

ロングショートステイについて裏技みたいな解説となりましたが、全然違法ではありません。

ケアマネが使うパソコンソフトまで、その裏技を見越して計算しやすいようソフト開発されています。

 

自宅介護に限界を感じながらも施設入所の順番待ちで困っている方の参考になれば嬉しいです。 

 

 

以上がロングショートステイのまとめとなります。

 

かいごDB(デービー)

 

介護は終わりが見えません。大事なことは一人で抱え込まない事!

 

次回は福祉用具レンタルについて解説を行います。

 

次回をお楽しみに(*^▽^*)

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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