週刊介護マガジン

終わりが見えない介護。心構えは大丈夫?

宅老所のメリット。あまりメリットがなく、アンチ風に解説。

今回は宅老所について解説します。

内容的にアンチ内容なので、宅老所の経営者とか全国宅老所協会?みたいな人たちに見られたら怒られるかもしれませんが、お付き合いください。

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宅老所とは

宅老所に明確な定義は存在しませんが、介護保険制度が始まる前から独自の福祉サービスとして高齢者が通ったり、泊まったりなど集いの場として存在していました。

 

利用する人も、働く人も、地域の人ばかりなので、み~んな知り合いばかり。

 

「今日は息子と喧嘩したから泊まっていこうかしら?」

こんな声にも柔軟に対応できる寄り合いの場が本来の宅老所と私は認識しています。

 

建物も民家を改築した作りなので、近所の家に遊びにいく感覚ですね。

 

 

今の宅老所は

ほとんどの宅老所では昼間は介護保険のデイサービスを運営し、夜は宅老所として宿泊の運営しています。

 

宅老所の建物をそのままデイサービスで運営したり、宅老所とデイサービスの建物が違ったりと経営方法は様々です。

 

デイサービスを運営するにあたっては設備基準や人員基準などをクリアすれば問題ありません。

 

 

何故そのような運営をするのか

結局はお金の問題だと思います。

 

いくら地域に密着したサービスを展開しようとしても、それは昔の話。

 

収益がでなければ従業員を雇うこともできない。

 

そのためには介護保険のお金を充てにするにしかない。

 

ボランティアや地域住民がそう簡単に集まる時代じゃありませんからね。

 

 

そういう運営を行った結果

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「デイサービスに通って、時々泊まる」の流れだったのが、「ここに泊まらせてあげるから、毎日デイサービスを利用してね」に変わってしまい、本来の宅老所の方向性を見失う事態となります。

 

なかには、送迎にいくスタッフが不足するので、泊まる人以外はデイサービスも利用できない経営方針の事業所もあります。

こうなってしまったら、『通わないデイサービス』となってしまって、本来のデイサービスの機能を忘れているとしか言えません。

 

私が考えるデイサービスについては、↓ ↓ を参照。

www.koujikunma.com

 

 

必要性はあるのか

ここまで宅老所の悪口ばかり述べてきましたが、宅老所の必要性については否定できません。

 

料金面について

地域により違いますが、デイサービスの料金も食事代も泊まり代も全て込みで8~10万で利用できる。

 

事業所としては毎日デイサービスを利用してくれれば、デイサービスの収益だけで20~30万のお金が入るので、本人からもらうお金は少なくて良い。

 

年金収入が少ない人には、割引してでも利用させたい。

 

柔軟な対応

ある意味、施設化しているので、入所させたと思えば家族は楽である。

 

特養は要介護3以上でないと入所できないのに対し、宅老所は介護1でも泊まりができる。

 

 

 

心掛けておくこと 

  • 要支援は1・2になった人はお金にならないので追い出される可能性大
  • 具合が悪くなったら、とても対応できる人員は揃っていないので、入院させられるかも。
  • あくまで宅老所。スタッフ人員や設備などでは介護保険施設よりだいぶ劣っている。夜勤は事故が起きてもおかしくない状態。
  • ケアマネジャーの仕事にモニタリングといって、必ず月1回は自宅で本人と面接する必要があります。そのため、月1回は本人を家に連れて帰らなければいけません。宅老所は家ではありません。これが出来ないのであれば、ケアマネの支援が出来ない=デイサービスも利用できない=宅老所が受け入れない。

 

 

宅老所を選ぶ際のポイント

ハッキリ言って宅老所はまともに経営していれば、あまり儲けにならないでしょう。

だから儲けていない宅老所が、利用者との距離感も近く、まともに介護している傾向に思えます。

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自宅から通うデイサービス利用者がいるか、いないか。

連続泊まり(入所)を前提に利用させる所はスタッフ人員はギリギリです。

そんな施設はいつもボケ~と利用者たちを座らせている。

利用者たちは運動も何もしないから体はどんどん弱っていくでしょう。

 

外出レクをさせようとしない。

送迎スタッフすら確保できないから、いつもと変わった行事なんてとても出来ませんね。

16:40頃には夕食が始まりますよ。早いっ(汗)

 

管理者が派手な格好している。

これは結構当たっていると思います。

管理者が派手な格好をしている所は金儲け主義ですね。

 

逆に言えば、管理者も現場で働き、オムツ交換もする。

これくらいあれば結構信用できるし、利用者さんを大事に考えてくれる宅老所ですね。

 

 

まとめ

これだけアンチな事を言いましたが、どうにもこうにも入所させれる施設が見つからない時は宅老所にお願いするしかないんですよね。

特に介護度が低い人の相談のとき。

 

しかし、あまりプライベートも確保されない住環境に加え、目的を忘れたデイサービス。

 

私個人としては、あまりお勧めできず、最終手段だと考えています。

 

もちろん、しっかりと宅老所もデイサービスも運営している事業所もあります。

 

利用者さんや家族さんは施設や宅老所の利用自体が初めてのケースなので、『施設(宅老所)ってこんなもんだろう。』って認識で終わるケースも多いです。

 

宅老所を利用する場合はしっかりと地域の事業所を知っている担当ケアマネージャーに話を聞くことを勧めます。

 

以上が宅老所のまとめとなります。

 

 

介護は終わりが見えません。大事なことは一人で抱え込まない事!

 

次回は住宅型有料老人ホームについて解説を行います。 

次回をお楽しみに(*^▽^*)

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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