高齢者の転倒の原因。見直すべき3つのポイント。

f:id:koujikunma:20200203143510p:plain

年を重ねると様々な体の異変が起きたり、それに対処できる能力が鈍り、転倒を起こしやすくなります。

転ぶだけならまだ良いのですが、高齢者の骨は折れやすく(骨粗鬆症)、痛めた関節が元に戻らないなど、寝たきりの原因の一つです。

今回、高齢者の転倒の原因と予防ポイントについて解説していきます。

 

 

高齢者の転倒の原因を探る

高齢者の転倒原因には身体的なものが引き起こす内的要因と生活環境が原因となる外的要因がある。

この原因を探ることが転倒を未然に防ぐ第1歩となるでしょう。

 

内的要因

 

f:id:koujikunma:20200203155338p:plain

内的要因には筋肉の低下、不眠による眠気、薬の副作用、脳測後遺症による麻痺などがある。又、認知症による理解力低下も含まれるだろう。

精神疾患の薬が増えたために、眠気やフラツキがひどくなるのはよくある話です。

 

加齢に伴う老化や病気が原因となっているため、内的要因を取り除くことは難しく、除去には慎重な姿勢が必要である。

 

外的要因

f:id:koujikunma:20200203143517p:plain

外的要因は本人を取り巻く環境の何かが転倒を引き起こしています。

例えば、室内であれば玄関の段差や滑りやすい床材や手すりの場所など。

室外であれば舗装されていない庭、スリッパなども考えられる。

 

高齢者の方は足の上りも悪く、視野も狭いので、コタツ布団にさえ足をひっかけて転倒することを覚えておいてもらいたい。

 

 

一度転倒してしまうと・・・

f:id:koujikunma:20200203143800p:plain

厳しい話ですが、高齢になればなるほど転倒骨折後の回復が難しくなります。

90代ともなれば手術をすることが命を縮めるリスクとなり、保存療法を選択して残りの人生は痛みと上手に付き合っていく方法を選択される事も少なくありません。

 

又、どちらの選択肢を選んだとしても、足の骨折はベッドから動けない状態がしばらくは続きます。

その間に筋力低下や意欲低下による認知症進行などの別要因が悪循環し、寝たきりに拍車をかけます。

 

高齢者の方は一度の転倒でその後の生活が大きく変わりやすいことが言えます。

 

介護が必要となった主な原因

厚生労働省が発表する平成25年国民生活基礎調査によると

介護が必要となった主な原因は

  1. 脳血管疾患(脳卒中)
  2. 認知症
  3. 高齢による衰弱
  4. 骨折・転倒
  5. 関節疾患 

となり、骨折・転倒は4位となっています。

 

転倒を未然に防ぐには?

転倒はゼロにはなりません。

しかしゼロに近づけることは出来ます。

 

そこで、ゼロに近づけるためのいくつかの具体例を紹介します。

 

適度な運動

f:id:koujikunma:20200203144650p:plain

本人が出来る基本的な事として運動です。

一日ベッドで寝ていると筋肉量は1.5~2%落ちます。

自宅周辺の散歩やデイケアなどに通うなど、無理なく継続できる事を続ける必要があります。

 

環境の見直し

f:id:koujikunma:20200203144920p:plain

足元に色んな物を置いていませんか?夜間トイレに行くときの電気は切れていませんか?

高齢者は、スリ足傾向で歩くので少しの段差でも転倒する原因となります。

 

又、福祉用具を使うことで、負担なく安全な動作を確保できるかもしれません。

 

 

福祉用品は購入よりレンタルがお得。レンタルがお得な3つの理由。 – 週刊介護マガジン

 

介護向けの住宅へリフォーム改修。介護保険で最大9割の支給。 – 週刊介護マガジン

 

靴の見直し

f:id:koujikunma:20200203145043p:plain

今の体の状態にその靴は合っていますか??

 

  • 脱ぎ履きしやすいマジックテープやファスナー
  • 足底の滑り止め
  • つまずきを防止する反り返り

 など介護のための靴が各メーカーから販売されています。

 

歩く動作は毎日欠かせないが、靴を変更するだけで転倒予防の対策となるので、ここから始めるのも良いでしょう。

 

介護の靴、おすすめ商品は2つ!鉄板のおすすめ商品。 – 週刊介護マガジン

 

 

転倒の原因を外的要因から見直す

f:id:koujikunma:20200203155330p:plain

先にも述べた通り、いくら外的要因を除去しても内的要因が残るので転倒を完全に回避することは難しいです。

それは高齢者に限ったことでなく、元気な若者であっても転倒は起こりえます。

 

しかし、外的要因を少しでも除去することで転倒による骨折・寝たきりリスクは少なくなります。

 

特に認知症で理解力が乏しい方には、周りの介助者が積極的に介入する必要があります。

 

『足の筋力も弱りつつ、認知症も入っている』要介護1~4程度の方は転倒リスクが高く、日々の見守りが大変かと思います。

 

又、要支援レベルの方は日々の予防が大事です。

 

今回の記事がそんなみなさまのお役に立てれば幸いです。

 

以上が高齢者の転倒の原因。見直すべき3つポイントについてのまとめとなります。

 

かいごDB(デービー)

シニアのあんしん相談室

 

介護は終わりが見えません。大事なことは一人で抱え込まない事!

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

良かったら↓をポチっとお願いします(^^♪

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ

にほんブログ村 介護ブログへ

 

今なら無料体験実施中  ↓ ↓

コメント

  1. yamauba より:

    おはようございます!
    いつも有益な情報ばかりをありがとうございます。実は昨日、ブクマコメへのお返事を自分のブログにコメントしたのですが、IDコールに失敗した模様でこちらに書き込ませていただこうと思います。以下の文章が昨日のものです。お時間がある時にでもお読みいただけましたら幸いです。
    こーちゃん様 id:koujikunma 、こんにちは。
    スマニュー砲着弾記事は1位ですよ。6位は翌日に書いた報告の記事です(笑)。
    なかなかマメに伺えなくて申し訳ないです。今日も今やっと作業を始めたところです。ブログが書けるかどうかギリギリのラインですね(笑)。
    ケアマネさん不足とこーちゃん様の担当人数を知ってから、こーちゃん様の体調がずっと気になっています。無理なさいませんようにと言われても無理するしかない世界ですものね。
    無責任な立場からの願望ですが、そういった実態をもっともっと世に出してもいいのではないでしょうか。とはいえ、こーちゃん様のお立場では難しいところですよね。
    体調など崩されませんようにお祈り致しております。