老人ホームに入りたいけど年金が少ない。費用はいくらかかる?

家族
家族

実家で一人暮らしの母。認知症がすすんで、そろそろ老人ホームに入所させたいけど、年金が少ない。老人ホームの費用ってどれくらいかかるのだろ?

まずは国民年金だけでは、かなり厳しいことを伝えておきます。

特別養護老人ホームに入所できれば年金だけでも暮らせますが、残念ながら簡単に入所できません。

だけど大丈夫。10万円以下の老人ホームもあります。年金が少なくても入れる老人ホームを一緒に探しませんか?

参考資料:【LIFULL介護】

※【要介護3以上、一人暮らし・高齢者世帯】これらの条件に該当する人には役に立たない記事です。

この記事を読んでわかること
  • もらっている年金を確認
  • 老人ホームにかかる費用
  • 費用を抑えて老人ホームで生活するためには
自己紹介
  • 老健で介護福祉士→有料老人ホームの相談員→居宅のケアマネ
  • 介護業界は18年目。そのうち、ケアマネ歴は11年目
  • 持っている資格『介護福祉士』『主任ケアマネ』『社会福祉士』
スポンサーリンク

もらっている年金を確認

年金収入の額、老人ホームに使ってよい費用を把握しましょう。

年金の額を確認

平均はこんな感じです。参考にどうぞ。

国民年金だけでは老人ホーム入所どころか、家で生活するのもきつい状況です。

不動産収入や株の配当など、他にも安定的な収入があれば、加えて計算しましょう。

老人ホームに使ってよい金額は?

介護サービス費、家賃、食費に毎月いくらまでなら使ってよいのかを算出します。

【年金13万円の場合】

家族
家族

医療費、おこずかい、税金…。3万円くらいは毎月必要ね

13万円-3万円=10万円

老人ホームに使ってよいお金は10万円となりました。

老後資金の貯蓄があれば、もう少し余裕がでますね。

老人ホームにかかる費用

老人ホームにかかる費用は主に『敷金・一時金』と『毎月の費用』で構成されています。

敷金・一時金

ケアマネ
ケアマネ

費用は0円~数千万円です。

『老人ホームに敷金?』っと違和感を感じるかもしれませんが、アパートを借りるときと同じ感覚です。退去するときに清掃などに充てられます。

だから10~20万円の敷金・一時金は妥当な金額的です。

毎月の費用

ケアマネ
ケアマネ

費用は10万円~数百万円です。

内訳は以下の通り。

  • 介護サービス費
  • 家賃
  • 食費

この中の半分以上を占めるのは『家賃』と『食費』です。意外な感覚かもしれませんが、冷静に考えると自宅でも同じですよね。

いわゆる高級老人ホームというのは、グレードの高い部屋、グレードの高い食事で差別化をしています。

費用を抑えて老人ホームで生活するためには

年金内で暮らせる老人ホームを探します。

100点満点の老人ホームはなかなか見つかりませんが、やり方次第では希望の生活ができるかもしれません。

家賃と食費に注目

前述した通り、老人ホームに払う費用の半分以上は家賃と食費です。家賃と食費が少しでも安い所を探すのがポイントです。

介護サービス費用は、国が決めているので、どこの老人ホームであっても大差はありません。

地域にこだわらない

『家の近くがいい』『子供たちの近くがいい』『交通の便がよいところがいい』

確かにその通りです。

だけど、そのこだわりが老人ホームの選択肢を狭めることになります。地方に目を向けると、安くて住み心地がよい老人ホームが見つかるかもしれませんよ。

家族ができることは家族がやる

家族ができることは家族がやることで、余計な費用を払わずに済みます。

代表的なもの

  • 洗濯
  • 病院付き添い(往診)
  • 外出の付き添い

これらを家族がやることで、かなり費用を抑えることができます。

公的制度を使う

代表的な制度は生活保護です。年金で足りない分は、生活保護から出してもらえます。

審査も厳しく、誰もが使える制度ではありませんが、どうしても家で介護ができない、老人ホームに入る費用が払えない、そんなときは生活保護が助けてくれるかもしれません。

チャンスがあれば特別養護老人ホームに移る

特別養護老人ホームは収入によって食費・家賃の負担免除の制度が使えます。『国民年金・一人暮らし』であれば、ほぼ該当します。

チャンスがあればすぐにでも入所すべきです。

まとめ

特別養護老人ホームであれば国民年金だけで生活できますが、誰もが入所できる所ではありません。それならば、少しでも安い老人ホームを探すしかありません。

安い老人ホームを探すポイント

  • 家賃と食費に注目
  • 地域にこだわらない
  • 家族の支援も考慮する

猿でも分かる!無料で老人ホームを検索できるLIFULL介護の使い方まとめ