週刊介護マガジン

終わりが見えない介護。心構えは大丈夫?

介護保険の主治医意見書とは?主治医意見書の役割を詳しく解説。

 

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今回は主治医意見書について分かりやすく説明していきます。

 

相談から利用開始までの流れ
相談 今現在(将来的にでも良い)困っている事を相談する。
 
申請 介護保険の認定の申請の手続きを行う。
 
主治医意見書 主治医から心身の状況の意見書を作成してもらう。
 
認定調査 調査員が訪問し、心身の状況を調査します。
 
審査・判定 訪問調査と主治医の意見書をもとに介護の必要性や程度を審査。
 
認定・通知 「非該当」「要支援1・2」「要介護1~5」のいずれかの区分で認定がおります。
 
ケアプラン作成 ケアマネージャーが本人にとって必要なサービスを考えケアプランを作成します。
 
介護サービス開始 ケアプランにもとづいて在宅や施設でサービスが利用できます。

 

併せて前回までの内容はこちらをご覧ください。

www.koujikunma.com

 

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介護認定の主治医意見書って何なのよ?

その名の通り主治医(病院の医師)が作成する書類ですね。

介護を受けたい高齢者のほとんどは、なんらかの病気を持っており、病院に通っています。

 

介護認定を受けるにあたっては、医療的な目線で「介護の手間」を認定審査会で述べてもらう必要があります。

 

しかし病院の先生も忙しいし、審査会の場に行く時間がないので、主治医意見書という『お手紙』を書いてもらうわけです。

 

※審査会については次の次のブログで解説します。

 

主治医意見書はどうやって手に入れるの?

介護認定の申請書を提出したら、主治医意見書をもらえます!

と自信をもって言いたいのですが、行政によってマチマチです。

 

先に主治医意見書を交付される場合、直接病院に郵送、認定調査終了後など・・・。

でも基本は申請書と引き換えに交付されるのがほとんど。

 

主治医意見書はどこの病院に出せばいいの?

今現在、定期的に通院している病院に提出しましょう。

概ね4週間に1回程度は受診に行っているハズですので、患者さんの体調や病気のことはある程度把握しています。

 

2か所の病院に通っているんですが・・・

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例えば、

  • 普段は内科の病院に診てもらっているが、腰が痛くて整形病院にも行っている。
  • 内科の病院と認知症の専門病院に行っている。

などですね。

 

複数の病院に意見書作成依頼はできませんので、1か所に絞る必要があります。

私であれば基本は内科病院を優先しますが、骨折などの退院直後であれば整形病院に依頼。

認知症による問題行動がひどい場合は認知症病院に依頼するなど、ケースbyケースですね。

 

どの病院を選んでも問題はありませんが、主治医意見書は審査会の判定材料の一つです。

 

本人のことをあまりに知らない先生より、しっかり把握している先生に書いてもらうことをお薦めします。

 

 

薬を飲んでいません。健康です。主治医がいません・・・

数10人に一人は超健康な人や医者の世話になりたくないという人がいます。

それでも主治医意見書は必須です。

 

以前通院したことがある病院で良いので、もう一度受診して意見書を書いてもらいましょう。

どうしても主治医が見当たらない場合は市町村が指定する医師から診察を受けるようにします。

 

それでも診察を受けない場合は、残念ながら申請が却下されて、介護サービスを受けることもできません。

 

 

主治医意見書はいつ提出すればいいの?

申請から概ね1か月で認定が下りるように市町村は努力しています。

その反面で病院の先生は忙しいらしく主治医意見書作成が遅れる場合があります。

 

だから主治医意見書が手元にきた時点で、早め早めに提出した方が良いです。

 

 

余談ですが、すでに担当ケアマネージャーが付いている場合は、ケアマネージャーが認定の申請を行い、直接病院に届けることもあります。

理由として、本人に主治医意見書を渡して「次回受診の時に提出してください」と念を押していても、紛失問題や提出忘れ問題が出て、要らぬ仕事が増えるためです。

 

主治医意見書ってどんな内容なの?

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医師から見た目線で介護の手間がどの程度あるのかを判断する内容です。

  • 病名
  • 症状は落ち着いているのか?
  • 普段どの程度動けるのか?
  • 認知面はどうなのか?
  • 医師からアドバイス

等など、結構な項目があります。

 

しっかり封をしてあるので患者さんは見れません。

 

日常のことまで主治医は知っているの?ちゃんと書いてくれるの?

実はそうなんです!

治療内容であれば主治医がしっかり書けるのですが、普段の動きと言われても1ケ月に1回程度しか顔を合わせない主治医がそこまで詳しいわけがありません。

 

だから市町村によっては「主治医意見書予診票」などを前もって本人家族に記載させ、予診票をもとに主治医が記載することもあります。

 

主治医によっては通常の診察時間に、本人に聴取しながら意見書作成まで行う病院もあります。

 

主治医意見書を作成してもらうのにお金がかかるの?

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主治医意見書作成の料金は事務費として市町村が負担するので、本人が支払う必要はありません。

 

意見書作成と同時に通常の診察を受けた場合は、通常通り診察費の負担はあります。

当たり前ですね(*^▽^*)

 

まとめ

主治医意見書は認定を受けるための大事な書類です

 

主治医と顔が見えない仲の患者さんは、主治医がしっかりとした内容が書きづらい状況です。

すなわち認定審査会にも主治医の見解が反映しづらい状況である事を忘れずに。

 

そして主治医意見書が出来なければ、認定も下りない

 

よって介護サービスも利用できないという事を念に押しておきます。

 

これはマジでケアマネジャー泣かせです(ノД`)・゜・。

 

 

普段から定期的に診察を受けている人は主治医意見書のことであまり敏感になる必要はありません。

 

担当ケアマネージャーが付いている場合は、書類の存在すら知らないまま、手続きが終わることもあるかもしれませんね(*^▽^*)

 

 

以上が主治医意見書のまとめとなります。

それでも分からないときは私に相談ください。

 

介護は終わりが見えません。大事なことは一人で抱え込まない事!

 

次回は主治医意見書作成と同時進行で行う認定調査について説明を行います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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