週刊介護マガジン

終わりが見えない介護。心構えは大丈夫?

認定調査の4つのポイントとは?調査次第で3年間の未来が変わる。

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介護保険の認定申請を行ったあと、 主治医の意見書作成と同時進行で行われるのが認定調査です。

今後(最長3年間)の生活に大きな影響がある調査ですので、しっかりと正しい情報を提供して、悔いの残らない調査にしましょう。

 


介護認定調査とは何なの?

要介護認定申請を受けた市町村は、被保険者宅(あるいは、入院・入所先)に調査員を派遣し、被保険者の心身の状況や置かれている環境などについて認定調査を行う(第27条第2項)。通常は事前に調査員が訪問の日時を連絡し、可能であれば同居している家族等の立ち会いを求める。

調査内容は、心身の状況、置かれている環境、その他厚生労働省令で定める事項となっており、2000年(平成12年)4月の介護保険制度施行時には85項目であったが、追加と削除が繰り返され、2003年(平成15年)4月改正で79項目、2006年(平成18年)4月改正で82項目、2009年(平成21年)4月改正で74項目と変化してきている。

Wikipediaより引用及び抜粋

 

難しいことが書いてありますが、バッサリ言えば

  • 市町村の職員などが本人に会いにきます。
  • 心身の状況などを本人や家族から聞き取り調査を行います。

ちなみに調査される項目は全国共通となっています。 

 

認定調査までの流れ

相談からサービス開始まで
相談 今現在(将来的にでも良い)困っている事を相談する。
 
申請 介護保険の認定の申請の手続きを行う。
 
主治医意見書 主治医から心身の状況の意見書を作成してもらう。
 
認定調査 調査員が訪問し、心身の状況を調査します。
 
審査・判定 訪問調査と主治医の意見書をもとに介護の必要性や程度を審査。
 
認定・通知 「非該当」「要支援1・2」「要介護1~5」のいずれかの区分で認定がおります。
 
ケアプラン作成 ケアマネージャーが本人にとって必要なサービスを考えケアプランを作成します。
 
介護サービス開始 ケアプランにもとづいて在宅や施設でサービスが利用できます。

 

 

認定調査の内容とは?

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調査項目は全部で74項目ですが大きく分けて3つの項目に分かれます。

調査員が分かりやすく質問するので、項目内容を覚える必要はありませんが、下記で簡単に説明します。

 

基本調査

体の動き・物忘れ・精神症状などを質問されます。

 

質問内容に対して【できる・できない】や【自立・ 少し手伝いが必要・ 全面的に手伝いが必要】などの選択回答します。

 

例えば

『歩行ができる?』

の質問に対しては

「できる」・「誰かの付き添いが必要」・「全くできない」

などで答えます。

 

特記事項

例えば基本調査で「歩行ができる?」の質問では「できる」と答えたとします。

歩行ができたとしても

「一人でスタスタ歩ける」と「フラフラしながら、杖を持って一人で歩ける」では、同じ「できる」でも状況が全く違いますね。

 

特記事項は、基本調査の選択回答だけでは拾いあげれない内容を、より具体的に表現する項目となっています。

 

これは調査員が基本調査の選択項目を選択した根拠にもなります。

 

概況調査

介護保険を申請するに至った経緯や家族構成、今後利用したい介護サービスなどを確認されます。

 

 

認定調査の時間はどれくらいかかるのか

平均して30分から40分程度の時間を要します。

早い人では20分で終わる人もいます。

高齢者は同じ事を何度も話してきたり、話があちこち飛んだりするので、調査員は何度も軌道修正します。

軌道修正しないと時間がいくらあっても足りないし、終いには立会い家族までイライラしてこられます。

 多く見積もって1時間と考えて、次の予定を組んでおいてください。

 

 

認定調査の準備

介護認定の申請書に記入した連絡先(本人や家族 )に調査員から連絡が来ます。

連絡がきたら調査の日程と時間を調整しましょう。

それだけでOKです。

申請後、3~4日で調査員から電話がかかってくることだけ覚えておいてください。

 

 

認定調査を受ける時のポイントとは

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ここは超重要なポイントですので、しっかり押さえておきましょう。

 

体調の良い時に調査を受ける

いつもと違う体調の時では正しい調査ができないことがあります。

場合によっては調査を中断し、日を改めることになるかもしれません。

互いの手間となるので、調査を受けれない時は早めに調査員に電話してください。

 

家族などに同席してもらう (ここは超重要です!!!)

普段はいつも転びそうにフラフラ歩いているのに、調査日に限ってビシッと歩くことが高齢者には良くあります。

私はボケていない。 何も困っていないんだ

と見せたがる高齢者が非常に多いのです。

もうこれは認定調査のあるあるですね。

これを調査員がそのまま記入したら、本当は介護サービスが必要なハズなのに、介護サービスは必要ないと判断されるかもしれません。

 

今日は調子が良いが、普段はフラフラ歩いているんですよ

などのフォローを入れれる人に立ち会ってもらう必要があります。

何度も言いますが、ここは本当に超重要です!!

そんな馬鹿な?と思われることが実際におきます!

 

困っていることはメモしておく(ここも結構重要です!)

緊張などから状況が伝えきれない事が考えられます。

絶対に言っておかければいけない事はメモをしておくと安心です

あれもこれもと言っているうちに重要なことは忘れてしまいます。

 

日常の補装具があれば伝える

杖など日常的に使っている補装具がある場合は使用状況を伝えましょう。

 

 

まとめ

調査員は初対面の人の調査を行うわけです。

調査員は実際に見たもの、聞いたこと以外のことは記載できません。

しっかりと今の心身の状態や困っている事を伝えてください。

「こんな事まで言っていいのかな?」と迷うことでも、とりあえず言ってください。

遠慮は無用!判断するのは本人でも家族でもありません!

 

私も認定調査の委託を受けて月に3~4件は調査に行っております。

もっと詳しく知りたい方、認定調査を控えている方で不安がある方などいましたらいつでも相談ください

 

以上が認定調査のまとめとなります。

 

介護は終わりが見えません。大事なことは一人で抱え込まない事!

 

次回は主治医意見書作成と認定調査後に行われる審査・判定について説明を行います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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しなりずむ