週刊介護マガジン

終わりが見えない介護。心構えは大丈夫?

自宅で介護を受けるための最終章!自宅ケアプラン編。

 

介護サービス利用までの流れ
相談 今現在(将来的にでも良い)困っている事を相談する。
 
申請 介護保険の認定の申請の手続きを行う。
 
主治医意見書 主治医から心身の状況の意見書を作成してもらう。
 
認定調査 調査員が訪問し、心身の状況を調査します。
 
審査・判定 訪問調査と主治医の意見書をもとに介護の必要性や程度を審査。
 
認定・通知 「非該当」「要支援1・2」「要介護1~5」のいずれかの区分で認定がおります。
 
ケアプラン作成 ケアマネージャーが本人にとって必要なサービスを考えケアプランを作成します。
 
介護サービス開始 ケアプランにもとづいて在宅や施設でサービスが利用できます。

 

【要介護1~5 】と認定された人は介護保険の介護サービスを利用することができます。

介護サービスを利用する前に居宅介護支援事業者などに依頼して心身の状況に応じて利用するサービス内容を具体的に盛り込んだケアプランを作成してもらいます。

ケアプラン作成~サービス利用開始までの手順について説明していきます。

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居宅介護支援事業所の選定。

介護保険被保険者証が届いたら、担当ケアマネージャーになってほしい居宅介護支援事業所(ケアマネージャーの職場)に相談に行きましょう。

 

相談に行った居宅介護支援事業所の受け入れがOKだったらが次のステップに移ります。

 

「受け入れOKだったら?」何やら気になる言葉ですよね?

 

そうです!いくら依頼しても希望に添えない場合があります。

 

居宅介護支援事業所はケアマネージャーの受け持ち担当は最高39件までと決まっています。

又、本人宅と居宅介護支援事業所の距離が近ければ問題ありませんが、市町村外に在中の人に対して積極的に受け入れる事業者は少ないです。

 

理由は単純に距離が離れていると支援がやりずらく、担当利用者に迷惑をかけるからです。

 

よって、「〇〇会社(法人)のケアマネージャーに担当になってほしい」と希望があっても、担当になってもらえるかは確実とは言えません。

 

ちなみに高齢者だらけの現在、本当に本当にケアマネージャーの人数が足りないので、受入れが難しかったら別の事業所を紹介されることはザラです。

これ本当です、すみません。

 

ケアマネージャーが足りない暗黒の秘密は後日掲載いたします。

 

 

私の担当ケアマネジャーあなたよ。

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担当ケアマネージャーとして働いてもらえる口約束をもらえたら、【居宅・介護予防サービス計画作成依頼届出書】を保険者である市町村に提出します。

居宅・介護予防サービス計画依頼届出書は認定結果と一緒に同封されていることもありますが、基本的に担当になってくれるケアマネージャーが書類を作ってくれますので、あまり気にしなくて良いです。

 

居宅・介護予防サービス計画依頼届出書の作成ができたら介護保険被保険者証と一緒に 市町村にケアマネージャーが提出します。

 

提出が済んだら、介護保険被保険者証には居宅介護支援事業所の名称・提出日が印字されて戻ってきます。

 

これで「あなたのケアマネージャーは〇〇会社(法人)です」というのが確定します。

 

居宅介護支援事業所との契約

居宅介護支援事業所と本人との契約を行います。

重要事項説明書・契約書・個人情報の取り扱いに対する同意書を交わします。

事業所によってはその他に付帯書類があるかもしれません。

心身の理由で本人が契約を交わせないということも十分に考えられます。

その場合家族などが本人の代行で契約を行います。

 

 

ケアプランの作成の前に本人を知る。

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まず始めに本人や家族が今何に困っているかを把握する必要があります。

そのためには

  • 本人が要介護度を受けるに至るまでに何が起きたのか?
  • 家族構成はどうなのか?
  • 家の中はどのような状況なのか?
  • 今後どのような暮らしをしたいのか?

等々かなり細かく確認していきます。

この一連の作業をアセスメントと呼びます。

 

もしもこの時点で希望したい介護サービスがあれば是非教えてください。

 

ここからは具体例を挙げて説明していきます。

 

昼間は家に一人でいます。ご飯も用意できずに、転んでばかりです。

 

 

ケアプランの作成

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アセスメントに基づいてケアマネージャーはケアプランを作成します。

 

この人は昼間徘徊ばかりで留守番が出来ないな。布団から立ち上がるのは危険。

 

この人に何が必要かを考えるターイム!

 

そうだ!最初からベッドに寝たら立ち上がる動作がなくなるので転ぶことも少なくなる。 昼間に誰かと一緒に過ごせれば、安心だし、食事の心配も減るよ。

 

かなり単純に決めてしまいましたが、概ねこのような感じで本人が困っていることを見つけ出し、必要なサービスを考ます。

 

 

サービス事業所の選定

アセスメントの結果、デイサービスとベッドを借りることは決定しました。

次の段階としてどこの事業を使うかを検討します。

 

サービス事業者に知り合いがいないからどこでも良いよ。

 

近所の人も通っている〇〇デイサービスなら知り合いも多いし、距離も近いので順応できるだろう。年金が少ないから〇〇福祉用具レンタル会社から借りた方が安いよね。

 

 

サービス事業所に営業状況の確認。

サービス事業所にも定員や在庫数がありますので確認します。

今回の例で言えば

  • デイサービスは何曜日に空きがあるか?
  • 福祉用具レンタル会社はベッド在庫があるか?何日で納品できるか?

などを確認します。

 

 

サービス担当者会議の日程調整

介護保険制度では初回利用時・介護保険の更新を行った時・途中で見直し申請を行った時には必ずサービス事業者が集まって話し合いをやらなければいけません。

これは絶対です!

その指揮を取るのがケアマネージャーであり、この話し合いのことを【サービス担当者会議(通称:担会)】と呼びます。

 

サービス利用開始前までに本人(出来れば家族も)・利用予定のサービス事業所・ケアマネージャーが一同に集える日程と時間を調整します。

 

自宅で過ごすためのケアプランの作成

ケアマネージャーは各サービス事業所を組み合わせたケアプラン(居宅介護支援計画書)を作成します。

 

 

ケアプラン内容の話し合い

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話し合う内容として各事業所のサービス内容及び効果などを話し合っていきます。

 

ケアマネージャーは各サービス事業所を使うことで、あなたが今困っていることがどのように改善され、将来どのような生活を送れるのかを総まとめしたケアプラン提示します。

提案されたケアプランに本人家族が納得したら、署名にて同意を得ます。

 

 

サービス事業者と契約

各サービス事業者と契約を交わします。

契約内容は居宅介護支援事業所と概ね一緒です。

 

 

違法ではない裏話

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介護サービスを受けるまでには上記の手順が基本となります。

しかし現実はそうとばかりは言えません。

 

時には明日からサービスを利用しないと困る!という方も勿論おられ、上記手順の通りにやっていては間に合わない事例もたくさんあります。

 

とにかくサービス利用開始前までに担当者会議だけはやらなければいけないので、あとの作業は臨機応変に行うこともあります。

 

だってそうでもしないと本人さんが困っちゃうから((´;ω;`)ウゥゥ

 

まとめ

ここまでが自宅でサービス利用するまでのケアプラン作成の流れになります。

 

相談からサービス利用開始までに1週間程度は時間が欲しいところですが、臨機応変に対応し、早ければ翌日から利用できるように調整することもあります。

当日から利用は・・・出来ないこともないですが他にも担当利用者がいるので、難しいでしょうね(汗)。

 

ただし困っている人がいれば出来る限りの対応は行いますので、本人家族さんもギリギリの状態になって相談に来るのは出来る限り控えてほしいところが本音です

 

 

過去記事で初期相談で居宅介護支援事業所をお薦めしたのはこのためです。

詳しくは過去記事の

『元気に退院したつもりなのに思うように生活できず相談に行く  緊急度☆☆☆』

見出しを確認ください。

   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

www.koujikunma.com

 

以上が認定と通知のまとめとなります。

 

介護は終わりが見えません。大事なことは一人で抱え込まない事!

 

次回は施設ケアプラン編について説明を行います。

 

次回をお楽しみに(*^▽^*)

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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