相談は大丈夫?親が介護を受ける時の相談場所を日本一簡単に説明。

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介護を受けたいときはどこに相談すればいいか知っていますか?

おばあちゃん
おばあちゃん

 市役所かしら…?  

今回の記事では介護が必要になったときの初期相談についてわかりやすく解説します。

介護サービスを受けるまでの手順

まず始めに、介護サービスを受けるまでの流れはこんな感じです。

相談からサービス利用まで
  • 相談  ☜今回の解説

    現在(将来でもよい)困っていることを相談

  • 介護保険の認定の申請の手続きを行う。

  • 主治医から心身の状況の意見書を作成してもらう。

  • 調査員が訪問し、心身の状況を調査します。

  • 訪問調査と主治医の意見書をもとに介護の必要性や程度を審査。

  • 「非該当」「要支援1・2」「要介護1~5」のいずれかの区分で認定がおります。

  • ケアマネージャーがケアプランを作成します。

    ケアプランにもとづいて自宅でサービスが利用できます。

  • ケアマネージャーがケアプランを作成します。

    ケアプランにもとづいて施設でサービスが利用できます。

サービスを受けるには相談に行くところから始まります。

介護の相談場所は?

おばあちゃん
おばあちゃん

どこに相談に行けばよいのだろう?

市役所とも聞いたことがあるし、友人からは病院とも聞いたことあるし・・・

麦マネ
麦マネ

間違えではありませんがもっとたくさんの相談窓口がありますので、解説しますね。

行政窓口

  • 市役所
  • 区役所
  • 町役場
  • 村役場

相談にのってくれますが、専門性は低いです。

介護認定の申請手続きはできます。

専門職

  • 地域包括支援センター
  • 居宅介護支援事業所
  • 介護保険施設

上記3つの場所であれば、自宅に訪問してくれることもあります。

必要があれば介護保険の認定手続きまでおこなってくれます。

その他

  • 病院
  • 介護サービス事業所(例えばデイサービスなど)
  • 社会福祉協議会

ちいさなクリニック(医院)ではむずかしいですが、地域の中核病院ぐらいの規模であれば病院の相談員(ソーシャルワーカー)が相談にのってくれます。

というより、あちらから近づいてきます(笑)

相談にはのってもらえますが介護認定の申請は本人か家族が行います。

介護相談にある、よくある具体例

ふだん元気に車を運転したり畑作業を行っていたとしても、とつぜんの病気やケガなどでガクーーーーーンと体がうごかなくなることがあります。

だから介護の相談も突然おとずれます。

下記では『突然のタイミング』と併せて、緊急度も評価しましたので参考にしてください。

退院前の相談  緊急度★☆☆

おじいちゃん
おじいちゃん

病気して、からだが動かなくなった。

退院してから不安だな…。

ソーシャル<br>ワーカー
ソーシャル
ワーカー

もうすぐ退院ですね。

スムーズに自宅に帰れるようにお手伝いしますね。

繰り返しになりますが、地域の中規模病院では相談員(ソーシャルワーカー)が退院前の相談にのってくれます。

よっぽどの問題(治療拒否など)がない限り、すぐに退院を勧められることはありません。

退院スケジュールを組み、ケアマネなどとも連携しながらスムーズに退院できるように話をすすめてくれます。

家にいるが最近様子がおかしい  緊急度★★☆

家族
家族

最近、母(父)が転ぶことが多くなりました。

物忘れも増えたような気が・・・

地域包括支援センターへの相談が多い事例です。

相談を受けて、必要に合わせて介護保険の認定の手続きをすすめられるかもしれません。

元気に退院したのに思うように生活できない  緊急度★★★

おばあちゃん
おばあちゃん

退院してから体がうごかない。

寝てばかりいます。もういちど入院させてほしい・・・。

お医者さん
お医者さん

からだに異常はなく、入院はできません。

この事例が一番やっかいです。

家族だけではどうにもならずに、地域包括支援センターなどに相談にいくケースです。

すぐに介護サービスの手続きをおこないましょう。

すぐに介護サービスを利用したいほどの緊急性があれば、居宅介護支援事業所がおすすめです。

相談、申請手続き、介護サービスの利用までの流れを一括しておこなってくれるのでスピード感があります。

まとめ

親や祖父母の介護が必要になったときの初期相談窓口はたくさん用意してありますが、おすすめは地域包括支援センターと居宅介護支援事業所です。

初期相談にいった場合は認定の申請も行うことが多いので、申請についてはこちらをどうぞ。

とにかく一人で悩まずにどこかしらに相談にいくことが大事です。

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