週刊介護マガジン

終わりが見えない介護。心構えは大丈夫?

デイケアとデイサービスの違いをバッサリ解説。(デイケア編)

デイケアとは何?

f:id:koujikunma:20191219215140j:plain

在宅介護を行う上で、リハビリの面で人気が高いのがデイケア(通所リハビリ)です。 

 

私の担当の方で自宅に住みデイケアに通っている方は23人中6人と約1/4の方がデイケアを利用されています。

 

デイケアは、老人保健施設や医療機関などで食事・入浴などの日常生活上の支援や、生活行為が向上するリハビリテーションを日帰りで行う場所です。

  

 

デイサービスとデイサービスの違い

バッサリと言えば、

リハビリがあるのか、

リハビリがないのか、

これに尽きます。

  デイケア デイサービス
リハビリ
入浴
レクレーション
送迎

 

デイサービスについては ↓ ↓ で紹介しています。

www.koujikunma.com

 

 

デイケアで期待できる効果とは

     f:id:koujikunma:20191219215119p:plain

リハビリ専門職が計画を立ててリハビリを実施します。

  • 歩行訓練、バランス訓練、筋力増強訓練など実際に本人が体を動かす訓練
  • 体に残ってしまった麻痺などを、少しでも復元させる訓練
  • 言葉を出す訓練

などなど様々な訓練があります。

 

なんらかの理由で失われてしまった体の機能を元に戻し、もしくわ機能低下のスピードを緩やかにして、日常生活の不便さを軽減させます。

 

 

デイケアを利用した方がよい人とは

病気や事故で体がうまく動かせずに、日常生活に不自由がある人です。

 

もちろん、入浴介助や昼間の介護者不在のための見守りという機能もありますが、これらは付加機能と考えて、メインはリハビリです。

 

 

デイケアの具体的なスケジュール

デイケアの一日(例)
9:00 送迎
9:15 デイケア到着・血圧や体温測定
9:30 入浴介助・交代でリハビリ
11:30 食事前の口の体操
12:00 昼食
13:00 リハビリ
14:00 レクレーション
15:00 おやつ
16:00 送迎
16:30 自宅へ到着

各デイケア事業所により違いはありますが、概ねこんな感じです。

リハビリ以外はほぼデイサービスと一緒ですね。

 

 

気になるデイケアの利用料金

利用時間・受入れ可能な人数体制・要介護度・加算などによって料金は違うが、負担割合が1割の方で昼食代まで込みで概ね1日1300円~1700円ぐらいと考えておいてよいでしょう。

 

リハビリがある分、デイサービスより若干高いですね。

 

また、リハビリをしっかりしてくれるデイケアは加算も多い傾向です。

 

※負担割合については ↓ ↓ 記事を参照。

www.koujikunma.com

 

 

デイケア利用までの流れ

こちら ↓ ↓ に詳しく解説してます。

www.koujikunma.com

 

☆補足 ☆

デイケアを利用するには主治医からリハビリが必要であるという指示をもらわなければいけません。

指示はケアマネージャーがもらいに行きます。

本人さんからも診察の時でよいので、主治医に『リハビリ行きたいんです~』みたいなことを伝えておいてもらえば話がスムーズに進みやすいです。

 

デイケアの選定ポイント 

    f:id:koujikunma:20191219215049p:plain

 

私の経験上の感覚ではデイケアの経営方針が2パターンあります。 

リハビリ特化型(勝手に名付けています)

  • とにかくリハビリに特化している。
  • スピード感があるリハビリ内容。
  • リハビリメインの方針なので、半日で終了したり、入浴サービスを行っていない事業所もある(要はリハビリ以外は行わない)。

 

老人デイケア(勝手に名付けています)

  • リハビリはあるがそこまで期待できない。
  • ゆっくりめのリハビリ内容。

  • 入浴介助は勿論あるし、昼間の家族不在のための利用目的も柔軟に対応。

  • 昔ながらのデイケアです。

 

どちらがよいのだろうか?

私が選定する2つの基準として、年齢と性別を考慮します。

 

60代など比較的若い人は、やはり80~90代のお年寄りの中に入りこんで一緒の時間を過ごすのがストレスになります。

そして何より、その方たちの余生はまだ長く、リハビリへの意欲が高い。

そのような方にはリハビリ特化型が向いているでしょう。

 

また、「デイケア(デイサービス)などくだらない!人の世話にはならん!」という男性の方も、リハビリ特化型であれば、少しは行く気になられます。

だって遊びにいくのではなく、リハビリに行くのですから。

 

結局は本人や家族が何を望むかによりますが、ここらを考慮して選定材料として提供しています。

 

シニアのあんしん相談室‐宅配ごはん案内‐

 

過度な期待はしてはいけない。

失われた機能を元に戻すのが確かにリハビリではありますが、やはり限界があります。

 

リハビリをいくら頑張っても、高齢者が全速力で走るまで回復するのは難しいのと一緒で、年には勝てません。

 

勿論、改善に向けてリハビリを行いますが、現実としては維持が精いっぱいです。

 

過度な期待はせずに、「年を増すごとに弱っていくスピードを緩める」程度に気楽に考えておいた方が良いでしょう。

 

 

余談ですが、短期集中個別リハビリテーション加算というものがあります。

入院中に集中的にリハビリをしていた方は退院後に運動量が落ちて身体機能が低下する傾向があります。

そのリスクを回避するために退院後または介護保険の認定日から起算して3ケ月以内は集中的なリハビリが出来る加算があります。

 

 

最近のデイケア傾向

    f:id:koujikunma:20191219215108j:plain

現在リハビリの方も「ダラダラとリハビリしてはいけません」みたいな事を国から厳しく言われているようです。

 

だからリハビリ特化型を行うデイケアが増えてきています。

 

需要があるので老人デイケアがなくなることはないでしょうが、将来的には縮小していき、リハビリの必要性がない人はデイサービスへ卒業していくでしょう。  

 

 

デイケアのよくある質問

デイケアにもデイサービスにも行きたいのじゃが、大丈夫だろうか?

大丈夫です。ただし、2か所のデイケアには行けません。 デイケアと訪問リハビリの併用も全く無理ではありませんが、ハードルが高いです。

 

〇〇さんには体を揉んでくれるのに、私には揉んでくれない。不平等だ!

個人個人のリハビリ計画の違いです。デイケアは整骨院ではありません。

 

 

まとめ

デイケアはリハビリ+αのサービスを行う場所です。

 

とはいえ、週に2回ぐらいデイケアに通ったところで、その他の日に家で寝てばかりの生活をしていたらリハビリの効果は全くないと等しいでしょう。

 

デイケアで行ったリハビリを日常生活の中に繋げることが真のリハビリだと思うし、効果が2倍にも3倍にも発揮するでしょう。

 

以上がデイケア(通所リハビリ)のまとめとなります。

 

 

 

介護は終わりが見えません。大事なことは一人で抱え込まない事!

 

次回は訪問介護について解説を行います。 

次回をお楽しみに(*^▽^*)

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

良かったら↓をポチっとお願いします(^^♪

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村