やばい!デイサービスの入浴が終了か!?

家族
家族

デイサービスの入浴が安くなるとか、入浴リハビリが始まるとか聞いた。ということは家で入浴介助をやらなきゃいけないの?

母は介護4だし、車イスにも乗っている。確かにシャワーチェアーを買ったし手すりも付けたけど、それは元気だったころの話。

リハビリをやったとしても家でお風呂なんて無理すぎる。そんなこと望んでいないんですが…

こんにちは、ケアマネのこーちゃんです。

4月から始まる入浴介助加算(Ⅱ)の噂を聞いて悩まれているのですね。

まずは安心してください。デイサービスの入浴がなくなり、絶対に家でお風呂に入らなければいけない!なんてことにはなりません。

4月からデイサービスの入浴がどのように変わり、利用者の生活がどのように変わるか解説していきます。

この記事を読んでわかること
  • デイサービスの入浴が変わる背景と概要
  • デイサービスだけではない。入浴が変わる施設
  • 今までどおりデイサービスで入浴してよい
私のプロフィール
  • 老健で介護福祉士→有料老人ホームの相談員→居宅のケアマネ
  • 介護業界は18年目。そのうち、ケアマネ歴は11年目
  • 持っている資格『介護福祉士』『主任ケアマネ』『社会福祉士』
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デイサービスの入浴が変わる背景と概要

令和3年4月の介護報酬改定で入浴介助加算が(Ⅰ)と(Ⅱ)に分かれます。

今までの入浴介助加算が入浴介助加算(Ⅰ)となり、入浴介助加算(Ⅱ)が新しくできたのです。

家族
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(Ⅰ)?(Ⅱ)?

ケアマネ
ケアマネ

家族さんの目線で解説しますので、怯えないで聞いてくださいね。

デイサービスの入浴が変わる背景

一言でいえば出る杭が打たれたのです。

デイサービス利用者の90%以上が入浴介助を受けています。

国の偉い人
国の偉い人

ここを少し削るだけで、介護サービスの費用を大幅に抑えることができる。

具体的にはこんな感じ

たった90円かもしれませんが、日本中のデイサービス利用者の90%以上が入浴しているので相当な財源が浮くというカラクリですね。

しかしそれではデイサービスの経営側は大幅な減収になります。

そこで入浴介助加算(Ⅱ)が用意されました。

家族
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でも、入浴介助加算(Ⅱ)は55円なのでしょう?国は負担が増えたじゃないの? 

入浴介助加算(Ⅱ)を、どこのデイサービスもできるとは限りません。

国の偉い人
国の偉い人

取れるものなら取ってみてください。

デイサービスの新しい入浴介助

入浴介助加算(Ⅱ)を取るための手順

①医師やリハビリの専門職が自宅の浴室環境を確認する

②医師などから助言をもらって、デイサービスが入浴計画をたてる

③自宅の浴槽を想定しながら、デイサービスで入浴方法を指導する

お気づきにとおり、①の段階からハードル激高です。

  • 家の浴室を見にくる医師なんていない
  • リハビリの専門職を雇っているデイサービスは少ない
  • 外部のリハビリ専門職がボランティアで見てくれるか?

②③に関しては、デイサービスのスタッフが頑張ればできる内容です。

だけど、そもそも論として、

自宅で入浴を望んでいる人がどれくらいいますか?

介護度が高い人は論外だし、環境整備、家族の負担、危険を犯してまで自宅で入浴をやりたい人が多いとは思えません。

※データはありません。ケアマネとしての感覚です。

入浴が変わるのはデイサービスだけではない。

家族
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私の母はデイケアにも行っているんだけど、どうなんだろ?新しい入浴はお断りしていいのかな?

入浴が変わる施設

  • デイサービス(通所介護)
  • 地域密着型デイサービス
  • 認知症対応型デイサービス
  • デイケア(通所リハビリ)

上記4つの通所系の入浴が変わります。

家族
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げっ、やっぱりデイケアも??

とはいえ、すべての通所系が入浴介助(Ⅱ)をやるとは考えられません。

新しい入浴介助を受ける人

新しい入浴介助をやる可能性がもっとも高いのはデイケアです。

理由は簡単で、リハビリの専門職をすでに雇っているからです。

あとは利用者全員に入浴介助(Ⅱ)をやるのか、改善の可能性がある人のみにやるのかは施設の考え方によります。

他の3つのデイサービスは、リハビリ専門職を確保することから始まるで、かなり厳しいと踏んでいます。

まあそれが分かっているから国の偉い人は入浴介護加算(Ⅰ)を作ったのでしょうね。

国の偉い人
国の偉い人

やれるものなら、やってみてください(>.<)y-~  

【まとめ】今までどおりデイサービスで入浴してよい

  • デイサービスの入浴は加算(Ⅰ)加算(Ⅱ)に分かれる
  • 入浴がなくなるわけではない
  • 国が予算を削減するための加算の一つにすぎない

そもそも自宅で入浴が出来るのであれば、ケアマネはデイサービスに入浴の依頼をしません。

自宅で入浴できない理由は、麻痺とか認知症などの体の病気だけの問題ではありません。自宅の浴槽が狭い、一人暮らし、高齢世帯、家族が仕事などの理由もあります。

それらを総合的に判断し、自宅での入浴を断念しているのです。

他には引きこもりがちな人には『お風呂に入ってくるだけだから』などの口車に乗せて、なんとかデイサービスに行ってもらうこともあります。

それくらいデイサービスの入浴は大事な役割を持っているのです。

確かにリハビリと考えれば入浴計画は素晴らしいですが、出来る人は入浴計画がなくても今すぐに自宅で入れます。

だからデイサービスの入浴介助の変更は、国の財政を抑え込むための手段であり、利用者にとっては入浴が安くなるとだけ覚えてきましょう。

デイサービスの入浴はなくならないし、無理して自宅で入浴する必要はありません。

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