介護職の転職で避けて通れないのが「面接」です。
私自身もこれまで複数の施設を受けてきましたが、面接での受け答え次第で「すぐ採用!」となったこともあれば、「結果は後日連絡します…」と濁されて落ちたこともありました。
面接では質問内容がある程度パターン化されており、事前に準備しておけば安心です。
この記事では、介護職の面接でよく聞かれる質問と回答例、避けたいNG回答、好印象を与えるコツをまとめます。
志望動機に関する質問
よくある質問
- 「なぜ当施設を志望したのですか?」
- 「数ある施設の中で、当施設を選んだ理由は?」
良い回答例
NG回答例
ポイントは「施設の特徴」と「自分の強み」をつなげること。私が面接で好印象を持たれたときは、必ず「施設の取り組み」を事前に調べて話すようにしていました。
前職の退職理由の答え方
よくある質問
・「前の職場を辞めた理由はなんですか?」
良い回答例
NG回答例
ネガティブな理由でも、「学びになった」「改善したい」という前向きな姿勢に変換するのがコツです。私は「退職理由」をストレートに言って失敗した経験があります。以来、必ず「次につなげる言い方」に直しています。
介護スキルや経験に関する質問
よくある質問
- 「これまでどんな介護経験がありますか?」
- 「得意な介助は何ですか?」
- 「認知症ケアの経験はありますか?」
良い回答例
NG回答例
介護のスキルは幅広いですが、「具体的な場面」を示すことで説得力が増します。私の場合、「夜勤での急変対応を経験しました」と話すと評価が高かったです。
夜勤やシフトについての質問
よくある質問
- 「夜勤は可能ですか?」
- 「シフトの希望はありますか?」
良い回答例
NG回答例
ポイントは「できる範囲を具体的に伝える」こと。私も以前「夜勤できます!」と勢いで言った結果、月10回以上入れられて後悔した経験があります。面接では正直に、でも柔軟性を示す言い方がおすすめです。
逆質問で好印象を与える方法
面接の最後に必ずと言っていいほど聞かれるのが「何か質問はありますか?」です。
良い逆質問例
NG逆質問例
私が実際に使って効果的だったのは「長く働きたいと思っているのですが、定着している職員さんの特徴はどんな方ですか?」という質問。
施設側に「前向きで定着志向がある人材」という印象を与えられました。
まとめ
介護職の面接でよく聞かれるのは、志望動機・退職理由・スキル・夜勤可否・逆質問の5つです。
回答のコツは「具体的に」「前向きに」「柔軟性を示す」こと。
しっかり準備して臨めば、自信を持って面接を乗り切れます。
そして、そもそも良い施設に出会うためには、求人の探し方が大切です。
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