夫の親の介護をやりたくない。義理親の介護にサヨナラ。

息子の嫁
息子の嫁

夫の親を数年介護しています。

老人ホームに入所させたいけど、嫁の立場だから何も言えない…

義理の親を入所させる手段はないかな?

実の親子関係であれば言いたいことはズバズバ言えますが、嫁姑という関係では気を遣うものです。

昔は長男の嫁が義理親の介護をするのが当たり前でしたが、今ではその考え自体がストレスとなる人もいるでしょう。

この記事では義理親の介護にサヨナラ方法を解説します。

現在、居宅のケアマネとして働いています。

さまざまな立ち位置にいる家族と面接をして、多様な家族の考えを聞いてきました。

もちろん同居のお嫁さんとも面接する機会は多いので、お嫁さんの苦悩をすごく分かります。

取得資格

  • 介護福祉士
  • 介護支援専門員(ケアマネ)
  • 社会福祉士

夫の親の介護をやりたくない

実の親と義理の親では介護の構え方が違いますよね。

~実の親の場合~

娘

仕方ないけどやる

~義理の親の場合~

息子の嫁
息子の嫁

やりたくないけど、やらなければいけない。とほほ…

どちらかというと義理の親の介護の方が消極的な姿勢ではないでしょうか?

その姿勢の裏には以下の気持ちがあると考えます。

  • 義理の親だから気をつかう
  • 義兄弟姉妹に気をつかう
  • そもそも介護をやりたくない

義理の親だから気をつかう

同居を始めて20~30年経っていても、やはり血が繋がっていない親子です。

自分の親と全く同じように接することはできません。

遠慮したような、一歩下がったような、そんな接し方ではないでしょうか?

例えばデイの準備が遅いときはどのような対応ですか?

~実の親の場合~

娘

もう、送迎の人を待たせているから早くやってよ!

~義理の親の場合~

息子の嫁
息子の嫁

お義母さん、デイの迎えが来ましたよ…

もちろん、言葉だけでなく行動にも影響しています。

義兄弟(姉妹)に気をつかう

義理親と同じレベルで気をつかわなければいけないのが、夫の兄弟(姉妹)です。

いや、義理親が高齢化するほど義兄弟の方が気をつかうと言っても過言でもありません。

体調を崩すなど最大のピンチの時だけやってきて、あーだこーだと意見を突っこむ義兄弟はいませんか?

嫁の立場としては毎日が最大のピンチなのです。

特に一番タチが悪い存在は義姉妹の存在です。

あくまで傾向的な面ですが、男は主介護者である嫁を尊重します。

夫の弟
夫の弟

義姉さん、いつも母さんをありがとう

良くも悪くも、自分は介護が出来ないことを認めた上での感謝の行動です。

それに比べて、女は良くも悪くも自分の親のために一生懸命です。

そしてそんな別居の娘がたまに帰ってきて言う言葉はコレです。

娘

お母さん別にボケてないじゃない。

全然元気だし、何もおかしな行動してない。

母上は娘が帰ってきているので、元気な姿を見せているだけなんです。

普段の姿をビデオで撮って見せるぞ!!(怒

まあこれは介護に関わらず、母親と娘と義理の娘の関係は永遠の課題かもしれませんね。

とにかく嫁にとって義兄弟(特に姉妹)は天敵中の天敵なのです。

そもそも介護をやりたくない

『夫の親だから』とか『実の親だからやりたくない』とかではなく、単に介護をやりたくないという考えもあります。

介護が好きな人もいるのだから、嫌いな人がいても不思議でありません。

『ひいお婆ちゃんは私が家で介護したのよ』とか昔ながらの風習を一方的に押し付けられても、とても受け入れることはできません。

義理親の介護にサヨナラ

結婚して20~30年も経っても、実の親子のような関係になれないなら、「夫の親の介護をやりたくない」と言うのはまぎれもない真実です。

では義理親の介護をやらないためには、どのような道筋を作ればよいのかを解説していきます。

主介護者をハッキリさせる

まずはその家族の中で自分の立ち位置、他の家族の立ち位置をハッキリさせます。

以下は同居の家族にありがちな構図です。

  • 普段の介護は息子の嫁
  • 意思決定者は息子
  • 口を出すのは他の義姉妹
息子の嫁
息子の嫁

お義母さんの介護と家事と頑張っています。

息子
息子

介護はしないけど契約や入院手続きはやります。頑張るぞー!

娘

義姉さんは母をどこにも連れていかないから、私が遊びに連れて行こう。介護ってたーのしい♪

ケアマネ
ケアマネ

これって家政婦じゃないです…?

そしてこの構図はそう簡単に崩れません。

だから言わせてもらいます。

あなたは家政婦ではなく、主介護者であることをハッキリさせてください!

主介護者の意見をいう

あなたは主介護者としての意見を言わなければいけません。

なぜなら、あなたがいなければ在宅介護が成り立たないからです。

もしかして他の家族はあなたの意見すら求めずに、自宅での生活を継続させるかもしれませんよ。

娘

お母さんはまだ老人ホームに入らなくても大丈夫よ。

私も病院受診くらいなら連れていけるし。

ケアマネ
ケアマネ

月1回の数時間、病院へ連れていったくらいで介護をした気になるのは辞めてください。

実際に自宅で介護をやっているのは主介護者です。

今後も自宅で介護できるかを判断できるのは主介護者だけです。

難しいことは難しいとハッキリ言いましょう。

それをやらなければ、老人ホームに入所させた後も洗濯物交換などの雑用だけやらされるでしょう。

知らないとやばい!老人ホーム入居までの4つのステップ

理解者はだれ?

あなたの味方はだれですか?理解者はだれですか?

理解してくれる人に主介護者としての考えや苦悩を話しましょう。

このとき最低でも話すべき人は

この人にだけは主介護者の気持ちを理解してもらう必要があります。

息子の嫁
息子の嫁

だけど、何をどういう風に話せばいいの?

具体的には

  • あなたが家族の中でどのような役割を担っているか
  • 他の家族はどのような役割を担っているか

もう少しリアルに言うと

息子の嫁
息子の嫁
  • 最近は認知症もあるし大変
  • でもデイサービスの回数とか義姉さんの意見ばかり
  • 実際に介護をしているのは私
  • もうお義母さんは家で介護は生活は無理よ
  • もう老人ホーム探そうよ

こんな感じでぶっちゃげましょう。

もしも理解が得れなければ別居や介護放棄も…

これくらい強気でいくべきです。

まとめ

  • 嫁という立場上、介護にストレスを感じるのは当たり前の感情
  • 夫を味方につけて嫁(主介護者)の意見を尊重させる
  • そうしないと家庭崩壊するかもよ

とは言え、嫁という立場上、言葉や行動に出すのが難しいというのが現状です。

介護は先が見えずにいつまで続くか分かりません。

仮に老人ホームに入所が決まれば、今までやりたくない介護のために取っていた時間を旅行やお孫さんとの時間に充てることができます。

私は赤の他人だけどケアマネという業種だから言います。

  • だれも間違ってはいない
  • だけど嫌なことを我慢する必要はない
  • 我慢するなら家族みんなで平等に我慢するべきだ

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