親を預ける前に老人ホームの種類を知れ!失敗しない老人ホームの選び方。

家族
家族

母が入院している病院から、『そろそろ退院』と言われた。

病気は治ったかもしれないけど、介護が必要で家で暮らすのは無理だろう。

老人ホームを探さなければいけないのだが、特養やら有料老人ホームやら、何がどう違うんだ?

同じ老人ホームではないのか??

老人ホームの種類を分かりやすく教えてもらいないだろうか?

普通に考えれば老人ホームはお年寄りを預かってくれる施設です。

それ以外に種類が違うと言われてもピンときませんよね。

しかし、入所できる資格や目的によって老人ホームの種類がちがいます。

一般的な言葉で解説していきますので、老人ホーム選びの参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • 老人ホームの種類
  • 老人ホームの選び方

〈自己紹介〉

介護業界で18年間働いています。

現在、自宅に住んでいる人のケアマネージャーとして介護サービスの調整をしています。

同じように老人ホームのことで相談を受けることがありますので、分かりやすく解説することができます。

親を預ける前に老人ホームの種類を知れ!

  • 特別養護老人ホーム
  • 老人保健施設
  • 介護医療院
  • 介護付き有料老人ホーム
  • 住宅型有料老人ホーム
  • グループホーム

介護が必要な人が入所できる老人ホームは上記の通りです。

しかし入所の目的もお年寄りの状態もそれぞれ違いますので詳しく解説していきます。

特別養護老人ホーム(特養)

老人ホームの代表的な存在で、「終の棲家」と呼ばれることもあります。

ほとんどの人が特別養護老人ホームへの入所を最終的には目指しています。

メリット

  • 収入によって料金が変わるので5万/月ぐらいで生活できる人もいる(以下、負担限度額認定証
  • 特別な医療を望まない限り、最期まで介護してもらえる

デメリット

  • 要介護3以上でないと入所できない
  • とにかく待機者が多くて、入所できないパターンが高い

特別養護老人ホームへの入所申し込み者数

295,237人 

(平成28年4月1日時点)

参考資料 厚生労働省 特別養護老人ホームの入所申し込み者の状況

老人保健施設(老健)

老人保健施設は【病院】と【自宅】の中間施設と呼ばれ、自宅に帰るための準備を整える施設です。

おばあちゃん
おばあちゃん

退院するにはリハビリがまだ足りない。このまま家に帰るのは不安。

ケアマネ
ケアマネ

それでは老人保健施設でリハビリをしてから帰りましょう!

あくまで退所を前提に入所することを必ず覚えておいてください。

メリット

  • リハビリができる
  • 医師もいる
  • 負担限度額認定証が使え、利用料金が安い

デメリット

  • 6か月程度で退所させられるため、次の行き先を見つけなければいけない

介護医療院

病院の中にある介護保険を使った病棟です。

実質的に病院に入院しているのと変わりがないので、介護医療院という所にいる感覚はあまりないでしょう。

メリット

  • 介護保険の中では一番医療が整っている
  • 負担限度額認定証が使え、利用料金が安い

デメリット

  • ベースは病院なので、生活に適した場所ではない
  • 寝たきりの人ばかりで張り合いがない

介護付き有料老人ホーム

特別養護老人ホームは国が保証する社会福祉法人等が経営する「終の棲家」に対し、介護付き有料老人ホームは民間の株式会社などが経営する「終の棲家」です。

メリット

  • 終の棲家となる機能をもっている
  • 介護認定をもっていれば誰でも入れる

デメリット

  • 料金設定は自由なので、高い所から安い所までピンキリ

住宅型有料老人ホーム

ケアマネ
ケアマネ

分かりやすいイメージとして

  • 食事洗濯清掃サービス付きのアパートを借りる
  • 介護が必要なときはデイサービスや訪問介護などの介護保険を使う

自宅の代わりにアパート(有料老人ホーム)に住んで、介護保険を使う感じですね。

メリット

  • 自分に必要な介護サービスを選択できる
  • よって、元気な人は介護サービスの料金も少なくて済む

デメリット

介護度が重くなれば生活が難しくなり、退去を勧められるかもしれない

少し深堀りして解説

介護サービスを使っているのに、生活が難しくなるという状況が分かりにくいと思います。

自宅の代わりにアパートに住んで』というのがキーワードです。

要介護5で寝たきりになったら本物のアパート暮らしは難しくて老人ホームに入所すると思います。

それは介護保険サービスだけでは要介護5の一人暮らしを支えるには限度があるからです。

アパート(住宅型有料老人ホーム)は食事や清掃までは行うけど、介護をする義務はありません。

同じ有料老人ホームでも介護付き有料老人ホームは介護をする義務があります。

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)

認知症の人が料理や洗濯などを行い、9人以下の少人数で集団生活する場所です。

メリット

  • 有料老人ホームと比べて低価格
  • 認知症に特化したケアを受けれる

デメリット

  • 認知症の診断と要支援2以上でないと入所できない
  • そもそも定員数が少ないので、入所できる可能性も低い

失敗しない老人ホームの選び方。

知り合いに老人ホームのスタッフなどがいれば尋ねやすいのですが、もちろんそうでない人が多いですよね。

又、老人ホーム探しも初めての経験であれば、地域のどこに老人ホームがあるかも分からないと思います。

この章では老人ホームの選び方を解説していきます。

パンフレットを手に入れる

まずは老人ホームのパンフレットを手に入れます。

見学行く前にパンフレットを手に入れるのには理由があります。

  • 老人ホームの特徴や雰囲気がある程度分かる
  • 見学で何を聞くべきか事前に整理できる

パンフレットの手に入れ方

老人ホームに直接パンフレットをもらいにいくと、そのまま見学の流れになります。

老人ホーム側のペースで物事が進まないように、事前にパンフレットを手に入れることは大事です。

家族
家族

パンフレットってどこに置いてあるんだい?

パンフレットが置かれやすい場所
  • 市役所や老人ホームの近くにある病院に置かせてもらっていることが多い
  • インターネットからパンフレット請求できますので、忙しい方はこちらからどうぞ

見学にいく

聞きたいことを整理したら見学にいきます。

電話で予約した方が丁寧かもしませんが、それではリアルな雰囲気が見れません。

おすすめは12時~15時の間にアポなし見学にいくことです。

ケアマネ
ケアマネ

前から気になっていたんだけど、近くを通ったので見学させてくださーい。

これでまったく問題ありません。

この時間に見れるもの
  • 食事内容
  • レクや食事でホールに人が集まっているガヤガヤ感
  • スタッフの雰囲気

落ち着いた時間帯に見学に行くよりも、リアルな生活が見れます。

まとめ

介護を受けるための老人ホームは全部で6種類あります。

老人ホームの種類が分かれば、老人ホーム選びも少しは楽になったと思います。

無料のパンフレット請求はこちらからどうぞ。